2020年から約3年ほど、ぼくはこの場を借りてエッセイなり小説なり、また詩を書いては投稿を繰り返してきた。 3年もあれば、それなりに記事も溜まった。アクセスのある日もあった。縦書きの書式に憧れて、小説や詩は縦にしたり、そんなこともやった。 …
八十近くになる人と話をしていて、最近はまたレコードで聞かれるようになってきた、という話題になった。それも年配の方だけではなく若い人でも買うと言う。むしろ若年層の方に人気なのではないか、という話もした。 イヤホンを通して聞こえてくる音楽は格段…
角川必携国語辞典には「らぬけことば」の項目があって、そこに「『らぬけことば』は、新しい『可能動詞』が生じつつあると認めることができる」となんだかおもしろそうな解説が載っている。 調べてみると、このらぬけことばは昭和の初期から始まっているらし…
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』についての評論をWeb上でいくつか拾い読みしているうちに、もしかすればこの作品はパラレルワールドの元祖じゃないかとふとおもった。 といっても、パラレルワールドという世界観を最初に取り入れた作品ではなく、作品そのものが…
休日になにをしているか、と聞かれて、ことばを詰まらせるひとは多いのじゃないだろうか。 それというのも、別にこれといったことをしているわけじゃないから答えに窮する。ゴロゴロしたり、テレビやネットをなんとはなしに見たり、目に止まった本を読んだり…
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星座の目 台風に目があるように星座にも目があることにしてみるなら、それはやっぱり北極星になる気がする。 北の空にカメラのレンズを向けて、星の軌道を写すようにシャッターを開いたまま撮った写真をよく見かける。そこでは北極星だけが点になっていて他…
デジタルの方が楽で便利、と言う声を聞いたり、アナログの方が味のあることができると言ったことを耳にしたり、意見はいろいろある。 なんというか、デジタルを取り入れるひとは合理的で、アナログをえらぶひとは感情的、とでも分けられるのだろうか。 こと…